育てる　〜 彗星蘭（オドントグロッサム） 〜

年間スケジュール

家庭での管理

栽培適温

最高気温　28℃以下／最低気温　10℃以上 （20℃以下）

花後の管理

花が終ったら、 花茎の根元からハサミで切り取ります。

鉢増し

４～５月頃桜の咲く頃に行います （２年に一度）。
鉢の表面から根が溢れてきたら一号大きいサイズに植替えます。
植替えの用土は 「モルバーク」 、肥料は「モルコート」 がお勧めです。

水不足のサイン

新しいバルブに深いしわができる場合は、水不足・根傷みの可能性があり、状態がよくないサインです。

張りがあるバルブ（良い状態）　　水不足か根傷み（悪い状態）

根傷みのときは

消毒したハサミで状態が悪い根を切り詰め、流水で洗った後に植替えましょう。
鉢はできるだけ小さい鉢を選びます。
根を整理した後は株が弱っているため、施肥は規定の半分にとどめましょう。

長く楽しむコツ

半日陰を好みますので一年中直射日光は厳禁です。
特に真夏日には夕方涼しくなってから、霧吹きなどで植物全体に水をかけて夏バテを防いであげましょう。
乾燥すると花が早くしおれてしまうことがありますので、乾きが早い場合は朝と夕の2回水をあげましょう。
加湿器や霧吹きで湿度を保つと良いでしょう。

植替え

【植替え時期】
3月上旬から6月中旬が植替え適期です。
根鉢周りに指1本分のスペースがあるくらいが目安の、1号大きいサイズの鉢に植え替えましょう。
元気のない株は時期を問わず植替えをし、その場合できるだけ小さいサイズの鉢を選び、
施肥は控えめにするとよいでしょう。

【植替えに必要な道具】
ハサミ（根が傷んでいる場合等に使う）・プラ鉢・用土（モルバーク）・肥料（モルコート）

花の終わった花茎を、つけ根から切ります。
新芽が出ている方向にスペースをとりバークを詰めていきます。
健康な根のとき根鉢は崩さないようにしましょう。

　

鉢の中の隙間はカビの発生や根の生育不良の原因になります。
割り箸などを用いてしっかり詰めましょう。

　

肥料（モルコート）を規定量、ばら撒きします。

　←×（まとめ置き）　　　

←○（ばら撒き）

植替え日と与えた肥料の量、品種名をラベルに記入します。
鉢底から茶色い水（バークの粉）が出なくなるまで水を
たっぷりと与えてください。

　　　　　　　　　
↓　　　↓　　　↓
　完了