Paphiopedilum
パフィオペディルム
食虫植物のような独特の唇弁や
黒点のある花弁
左右対称のフォルムなど
見た目のインパクトが強いパフィオペディルム。
ムコヤマは長年にわたり
新品種を開発供給しています。
熱帯の東南アジアから中国南部まで分布するパフィオペディラム。パフィオペディラムの原種の自生地(黄色の部分)
カトレアなどの他の属のランとは異なり、地面に根を張り(地生ラン)バルブを持っていないため乾燥には比較的弱いので、水をこまめにやることが必要です。
花色は比較的地味ですが、花型はとても個性的な形をしており、インパクトがあります。その独特な姿には味わい深いものがあり、多くの愛好者がいます。
Variety
品種一覧
How to grow
育て方
お花が咲いている間の管理方法
もとは東南アジア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマーから中国南部雲南省、貴州省にかけて自生し、標高0メートルから1,500メートルまで高低差が大きい場所で咲くランです。近縁ではフラグミペデュームがあり、南米、エクアドル、ペルー付近に自生しています。日本に自生するアツモリソウ、クマガイソウもパフィオペディルムと形が似ています。強い光線を嫌い、水分を好みます。
置き場所
秋から春の間は直射日光の当たらない室内の明るい窓辺において下さい。夏は屋外の風通しの良い半日陰(70%遮光程度)に置くのがお勧めです。
水やり
春から秋の間は鉢の植え込み材(バーク等)の表面が乾いたらすぐに与えましょう。
冬は表面が乾いて1、2日後に水を与えます。
適温
10~30℃が適温です。
※品種によりもう少し耐寒性のあるものもあります。
植え替え
Step 1 ビニールポットをはずして少し大きめの鉢に入れます。 | ||
Step 2 バークを入れ、周辺を割り箸等でつついてよく突きこみます。パフィオペディラムは根の数が少ない上折れやすいので、植え替えの際は根を丁寧に扱ってください。 | ||
Step 3 肥料(モルコート)を株元から少し離れたところで一箇所にかたまらないよう、均等にばら撒きにして与えて下さい。 | ||
Step 4 鉢底から水が出るまで水を与えましょう。 |